日記

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 『これでもう、寝ることに対して恐怖を抱かなくて済む。   もう目覚めないことに対しての恐怖は一切ない。   なぜなら――彼には、閉ざす眼球がないのだから』  日記とは、まったく異なった女性の字で、そう書かれていた。
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