告白

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(……ヤバい) 彼女の反応から上手くいくんじゃないかって、予想はしてたけど。 それが俺の自惚れだって可能性も考えてたから、滅茶苦茶嬉しい。 「ありがとう」 ハンドルから体を起こし、どう取り繕ってもへにゃりと緩んでしまう顔を隠せずにそう言うと、 文ちゃんは、はにかんだ笑顔で俺を見上げ、 「私も……中山さんが好きです」 と、殺人的に可愛く呟いた。
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