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帰りに茜がつきあったのはなんとペットショップ
「なんで？？？」
「うん、うちのおかんが鳥飼いたい言うて…昔、文鳥飼うとったんやけど…。
１人で来るのんは、なんとなく…。」
「で、私が？」
「そそ。」
狭いショップには亀、金魚やコイといった魚類、ぴーちく言う名も知らない鳥達があふれるような感じがしていた。
「ん～、こいつらかわいい…。」
先輩は子供が亀を飼ったりしてそうなサイズの水槽を見ながらつぶやく…。
茜がのぞくと中には羽根がほとんどなくて裸ん坊みたいな雛っコ達がもぞもぞしている。
「先輩…このコ達、セキセイだけど？」
「うん、文鳥は気が強いし、雛っコは育てにくいかな…自分で卵抱かないし…孵すならインコに頼むんだけど…だから先にインコをと…。」
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