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そんなこんなの学園入って2週間目…お父様(笑)から呼び出し
あー嫌な予感がしますわねコンコン……まあ失礼します
「……毎日遅くまで勉学に励んでいるようだな。僥倖だ
第1王子がお前を妃にしたいと言っている」
あ”あ”ん?!
いやいやいやお前いやお前お前入学式の日ちょっと再会(笑)しただけじゃねーか馬鹿か馬鹿なのか馬鹿だったな死ね
しかも、私と馬鹿が結婚すると勢力図的によくないんですよ
こういう世界のテンプレ?なのか知らんが貴族の男達には派閥(笑)があるんですよ…王位継承がらみのね
私の従兄弟にあたる1つ上の令嬢が第1王子派のなかで貴重な頭まともな男爵家の嫡男(証拠が不審と主張し、私の糾弾シーンに居ない)とラブラブ
なんでまずいの?……第2王子まだ12歳なんだけど、兄(笑)より聡明だから彼に付く人も多いんだよ…つかむしろちょい優勢
既に令嬢が1人が派閥入りしてるフォージアート家がこれ以上第1王子派にベタベタすんのは得策じゃねぇよどう考えても
「……最悪この家の失墜までありますわね」
目を見開く父親
「お前もそういうことが判る歳になったか…だが、どの道無碍にはできんな…」
望まない結婚を強いられる私の乙女心とかはどーでもいい…というわけでもなく思案顔のおとーたま
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