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ピキーンと、古臭い音が聞こえたような気がした
あら?ロベルタも何か感じましたの?
「……ただでさえ、お嬢様にとってよくない方向に物事が動いていますから…敏感にもなります」
ありがとう//
なんとなく、わかる
今日はユーリが王子にフラグを建てる日なのではないかしら?
うん、いつも朝校門で待ってる馬鹿がおりませんもの
あ、そう言えば小説のファーストコンタクトが描かれていた時期ですわね…確か登校中にチンピラに絡まれているところに王子の馬車が…みたいな?
ということは、ここから一気に動き出しますのね…って2人でなかよさげに歩いてるし(笑)
まあ2、3日は様子見ですわね
そのとき動じた様子が無いバルバラを、強く噛んだ指から血を垂らして見ているミキに彼女は気付かなかった…本来なら落ち込むか怒りに燃える場面だったはずなのに、と。
(折角あんな男達まで使ってあの馬鹿女と近付けたのになんであんな平然としてんのよ!!
余裕ぶってそういうところが気に食わないムカつくムカつくムカつく!)
ただ、ロベルタはバッチリ気付いていた
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