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3日後
午後のお茶会
「……凄いですわバルバラ様!」「恐らく、というより確実にこの国一番の実力ですわ!!」
あー…あははは
いやあ魔法の実技あったんですけど…ほら、精神力が大事じゃないすか?
元社畜のメンタル&日本人の想像力(妄想力)なめんな的な?
みんなみかんみたいなファイヤーボールで喜んでるところに、ぶっつけ本番のお試しで直径3メートルですからね
魔法陣、というものがありこれは精神力の負担を減らすためのイメージの補助の役割をする
具体的には魔法陣を知識として頭に入れればあまり考えずにその魔法を使える…要はマナに出す指令のプログラム
でもわたくしは魔法陣を使わず、直でぶっ放せますの!
「これで王族も安泰かしら?」
「あ、でも最近あの…名前なんだったかしら?
平民の娘が王子様に馴れ馴れしいんじゃありませんこと?」
一応平民じゃなくて下級貴族なんだけど…この子達にとってはどっちも虫けら同然なのか……見下しがナチュラル過ぎて突っ込みずらいなぁ
ボケッとしてたら話がユーリに制裁しようみたいな方向へ……あかん、これでは性悪女の思うツボですわ!
「……みなさん!」
サッと静まるみなさん……私には超素直なんですの(笑)
まあ伊達に組織の中でのべ100人のトップやってたわけじゃないですわよ
鬼とか言われつつもみんな慕ってくれてたしね~
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