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「……あの」
ロベルタやわたくしが笑顔で頷く、言ってやれと
「あの件は本当に感謝していますっ!!
ですがっ!お姉さまという御方がいらっしゃるのに、まるで私につきまとうかのような振る舞いはおかしいと愚考致しますっ!!
それから私はお姉さまに、自らの意志で!全てを!捧げ!お仕えすることに致しましたので!!」
怒りと共に、自らの所属を明確に…ユーリさん一晩でたくましくなりましたわねww
「……ぐっ」
反論できませんわよね(笑)下半身に脳が引っ張られた結果ですもの
ユーリさん…ユーリちゃんは外見や普段の表情、話し方は小説の通り
つまり“バカ童貞の理想”の体現であり、外面的には“ちょっと頑張って口説けばすぐヤレそうな可愛い子”だったのは否定出来ないのですわ…
まあそれも昨日までのお話ですわね
「いい気になるなよ下級貴族風情が…俺達が本気を出せば貴様の家など…」
えーと、騎士団長の次男だったかしら?婦女子が喜びそうな黒髪短髪ちょいS無愛想イケメンですわね……オエェ……つうかこいつ糾弾(笑)の場でわたくしが逃げないように羽交い締めにしてくる奴ですわね
「……あなた、処刑されても仕方ないとわかった上でそんなこと言ってますの?
彼女はもう、当家の所属ですが?今のは完全に侮辱・脅迫ですわね」
「……アイスカッター」
ちょwwレイラ様いきなり魔法撃たないでくださいませんこと?
そして耳が片方無くなった騎士D…もうDQNでいいか
あと王子が土下座…だっさ
「今回は耳で許して差し上げますわ…次にその不快な顔を見せたら身体から切り離しますわよ?よろしくて?」
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