231人が本棚に入れています
本棚に追加
「……ば、バルバラ」
「……婚約は破棄させて頂きますわ
そちらの方と仲が良いようですし、お父様も乗り気ではありませんし
なによりわたくしが嫌ですし!!おすし!!」
「……ま、まって!!」
クソ女「……………………」
レイラ「……はい、そこまでですわ
フォージアート家は本日零時を持って、我が国の名誉王族となっておりますのよ
当然、バルバラ様にも地位協定が適用されます」
…レイラ様が一晩でやってくれました
「……質問を許してもらえるか?」
おい、片耳
こいつ何様ですの?……っていうかただの女性差別主義者ですわね
「死にたいんですの?」ビキビキ
あとレイラ様と相性がものっそい悪いですの
「……ところで、噂なんだけど……君は僕がミキと仲良くしてるのが気に食わなくてこんな噂を流したのか?!」
あくまで、あの本みたいなこと言うのか…ハァ
「そもそも、わたくしはあなたとの婚約なんか嫌だったんですの!
そして、根も葉もない噂だとしたら何故その女はさっきから黙っていますの?
残念ですが、全て裏が取れていますのよ…あなたが少し前に言い寄ってたこの子、ユーリちゃんは彼女と彼女の父親が雇ったチンピラに襲われましたのよ」
「…………」
最初のコメントを投稿しよう!