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「もう一度言いますけれど、そもそもわたくしはハナからあなたと結婚したいと思っておりません
……結局、あなたはいい女を抱きたいだけでしょう?
結局一回限りになりましたが、家に来たときもわたくしの胸や脚ばかりジロジロ見ていましたし」
「「「「「うわぁ…」」」」」
「だからぁ…もうミキさんと結婚すればよろしいのではなくて?
こんなに美しくて、しかもあなたのことを好いてくれる奇特な方が今後現れるかは甚だ疑問ですわよ?」
「…………ゆ、許して下さるのですか…?」
震えながら伺うように言ってくるミキと……鳩が豆鉄砲喰らったような顔の王子と片耳DQN
クソデカ溜め息なわたくしとレイラ様
うん、そもそもあの本のストーリーって男達が果てしなく馬鹿じゃないと成立しないんだよね
(本の中のクソな)ユーリや、ミキの“告げ口”だけで今まで勝手に褒め称えてたわたくしに手の平返しですもの
あと、作中の王子とユーリの取り巻きって男ばっかりなんよね
つまり、王子は女友達居ないのだ
金持ち特有の家同士のあれやこれやで派閥があるんなら、男女混合になるはずよね?と思ってたけれど……
実物見て納得
完璧に潰してやった“Xデー”
わたくしを取り囲んでネチネチ糾弾する団体の本質は童貞クソガキ小学生の集団、間違いないですわ!!
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