転入生は勇者

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~その頃~ 「……あ、あのバルバラ様/// お茶如何ですか?///」 「え?!…そんな魔王様自ら…」アセアセ 魔王城でエルザちゃんと貿易関係の庶務をしてますの……魔王様は金髪に深紅の瞳、大きい翼でかっこいいですのよ!でも何故か顔が赤いですの!! なぜ百合フラグばかり立ちますの?!わたくしだって人並みに殿方と恋したいんですのよ?! 「……フン、お前も随分とバルバラ様に腑抜けにされたな 今なら指一本で勝てる気がするぞ?」 「また返り討ちよ!バルバラ様に治癒をお願いしておくのね!!」 もう、レオンさんも魔王様も様付けはやめてくださいと「「だめです(笑)」」 「……決死の決闘されたのに、仲がよろしいんですね?」 「「うっ////」」 魔王様からセットを受け取り、セバスチャンが紅茶を淹れてくれる ……あり? こんなに頼れる感じだったかしら? ちょっと前まで小動物みたいでしたのに…… 「……あの日 王子様より大切にされているってわかってしまいましたからね そりゃあ、早く相応しい執事になれるよう死に物狂いで修行しますよ」 ……あ、多分今ちょっと顔が赤くなりましたわねわたくし// ユウ(灯台元暗しってやつですわね) アフ(ユウ様ずっとお嬢様口調ですわねww) オリガ(貴女もですわよ?) ……ふふふ まあわたくしは最初から、王子様より執事に優しい令嬢ですわよ ナメんなですわ!! ~完~
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