転生

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……馬車で学園に着きました うーん、やっぱり乗り心地良くありませんわね…具体的にはわだちや段差越えた時の突き上げが酷いですわね まあ致し方ないですわね…いくら座席がフカフカでもサスやショックがありませんもの 「お嬢様、着きました//」 「ええ、まいりましょう//」 もう、わたくしはロベルタと結婚したいですわ← 敷地に入る……一目で判る、格差 制服(着用するしないは自由)の者達と、着飾った者達…制服は毎日豪華な服を着て来れない生徒への救済措置な側面もあるみたい…変なところ日本と一緒ですわね わたくし?制服ですわよ? 丈の短めのダブルの黒のブレザーと結構ミニのワインレッドのひだスカートで可愛いんですもの! あとはクソ王子の視界に入らないようにすればOKですわね 幸い、この学園は何かと男女をわける方針ですしどうにかなるでしょう! ………どうにかなると思ってたわたくしが馬鹿でした 敷地入って15秒で声かけられました 「やあバルバラ嬢 会うのは去年の舞踏会以来だね」 あーそうですわね、だからなんですの? ちなみに王子は茶髪で短髪、キリッとした鋭い目つきに黒の瞳のちょいSっぽい感じですわ……オェ わたくしこういう奴マジ無理ですの 自分は文武両道だと思っていて、自信に満ち溢れていて、尚且つクールぶってる……まあ痛いですわね
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