0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ルルーシュ…ッ!!!」
雨の中、1人ベンチに座り込んでる彼がいた。
「ちょっと、大丈夫?風邪ひくよ?」
「スザク…」
「なに?」
「お前は、なぜ俺を見捨てなかったんだ?」
「え?」
「俺はユーフェミアや罪なき日本人そしてブリタニア人を殺した。スザクの事も裏切ったのに。」
俯く彼は、髪が濡れその間から頬を伝う涙すぅっと
雨と一緒に落ちていった。
「…僕は君の事 許してはいない。」
心のどこかでは許していなかった。
「でも、僕の唯一の"友達"でもあり"恋人"だよ」
そう、たった一人の僕の大切な人。
俺は、微笑みかけた。
最初のコメントを投稿しよう!