プロローグ

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……私は家族が嫌いだった。 「死んでほしい」……って、思ってた。 母さんは兄貴しか相手のしないし、 姉貴は私のことなんて見てない。 兄貴も、私を「どうでもいい存在」としか見てなかった。 父さんは、……色々と最悪。 何かあれば私に当たってくるし。 家族なんかいらない。 一人でいい。 ずっと。 だから”仲の良い友達”なんてのも居なかった。 何のかも、どうでもいい。 それが、私。
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