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*あとがき
なんとなく書きたかった男女バディのダイビングもの。
以前から私の作品にお付き合い頂いている方はご存知でしょうが、一度掲載して取り下げ再びのアップです。その時はどうしても書き続けられなかったのですが、バディ小説大賞なるものが開催されるのに伴いやはり再挑戦したくなりました。
私自身、オープンダイバーライセンスを持っていますが、始めたきっかけとなった想いが『世界の7割に触れてみたい』というものでした。
実際はもちろんそこまで行ける訳ではありませんが、水中で呼吸する時の息がとても大きく聞こえて、一歩間違えたら死んでしまう感覚に妙な高揚感を覚えたものです。
*章名解説
・エントリー
→入水すること
・エキジット
→水から上がること
・ログブック
→ダイビングの記録を付ける手帳的なもの
これがあることでライセンスのステップアップが出来たりもする
・サージ
→水底の水の動き
・ダウンカレント
→下方に流れ込む水流
・ダイブテーブル
→安全な範囲の潜水深度や時間を調べることのできる表
・バディブリージング
→バディがエア切れになった時、ひとつのレギュレータ(タンクの空気を呼吸できるようにする器材)で交互に呼吸しながら浮上するテクニック
・バディコンタクト
→水中活動中に位置やコンディションに気を配りチェックしあうこと
・フリーフロー
→レギュレータから空気が出っぱなしになる状態
*イメージソング
全体:スーパーカー /YUMEGIWA LAST BOY
愛海:スーパーカー / Sea Girl
海里:スーパーカー / SILENT YARITORI
今や古い歌になってしまいましたが、海のイメージの強い曲たちです。
短い話なのでここも手短に。
最後までお読み頂きありがとうございます。
また他作でもお会いできたら光栄です。
西条彩子
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