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あ、タイトルは別に滑舌の練習やクトゥルフとかニンジャが現れたとかじゃないです。僕が悶絶した心の声です。
* * *
就職して社会に出るまでの周りから庇護されていた期間を思い出すといつも悶絶する。
その時は夢中になっており、気にせずに若さのノリでやっていた数々の事を思い出させる物的証拠と周辺、特に近しい人達からの思い出補正付きの証言が出てきた時が一番悶絶する。物的証拠はまだいい。自分一人で済むことだ。だけど、自分でなく他の人から笑いの為の話のタネとして出てきた時の精神ダメージは大きい。人の黒歴史で笑いを取ろうとするなら、まず自分の黒歴史を出して笑いを取れっていつも思いつつ、自分も同じことをしてるので言えない。 人は何故、人の黒歴史を忘れてくれないのか。人の失敗ばかり覚えて、成功は覚えてくれない。嗚呼、悲しいかな。
さて、僕がそんなことを言い出したのは、先日実家の母さんが電話してきて僕の黒歴史を笑いながら話してきたからだ。黒歴史を知る一番の天敵は身内であり、母であるというのを何度も思い知ったのを再確認させられたからだ。
黒歴史を消してくれる記憶操作装置が欲しい今日この頃である。
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