プロローグ

2/2
前へ
/88ページ
次へ
―――余命一週間。 そう告げられて母親は横で泣き出し、僕はその話を黙って聞いていた。 病気はどうして僕を選んだのか。 恨んだのは一瞬だった。 医者は僕に言う。 残りの時間はどうしますか。 と。  ―――病気の僕と彼
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

222人が本棚に入れています
本棚に追加