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もう、どうとでもなれ! 自分でも何を喋ってんだか、よくわかってないが、訳のわからないことを喋っていようが、もうこう言うしかないじゃないか! 塚原はもう出たところ勝負のような気分だった。 支離滅裂なのはわかってる! 越前屋は、明らかに無茶苦茶な人間を目の前にして、完全に引いていたが、 こちらが素直に、小声で、 「私が、その被害者です」 と囁くと、 すぐに微笑みを浮かべて、 「やはりそうでしたか」 と言ってニヤニヤしていた。 「すんません!あのアリバイは忘れてください!もうすでに刑事さんに完璧に崩されちゃってますけど」 「ああ、そうですか。ハハハ。しかしまた、何でまたそんな面倒臭いアリバイを?」 そりゃそう思うわな。 「い、いや、あのですね、私…てっきり自分が人を殺してしまったんじゃないかと勘違いしておりまして、それでつい…」 「はあ」     
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