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「ほら、夫婦同士が同じ学校にいるのって禁止されているじゃない? だから私ねもう少しで違う学校に飛ばされるのよ」
卒業をしたら泉先生に、何て考えていたがそんな未来すら描く事を許されなかった。
俺が以前コーヒーが好きだと言った事を覚えていてくれた事、大好きなあの笑顔で俺を見てくれた事、泉先生からの初めてのプレゼント。
俺にとっては些細な事すらも甘く感じるんだ。
「実は俺、泉先生の事がずっと好きだったんですよ」
「え…?」
(ああ、何言ってんだ、俺)
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