第二話  禁断の遊戯

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第二話  禁断の遊戯

 (夢のつづき)  夜ごと、故郷の夢を見る。  懐かしい山々。  翡翠色に輝く碧の流水。  そして何故か、顔も知らないひいお祖父ちゃんとひいお祖母ちゃんが、庭にテーブルを出してお茶を飲んでいる。  牧歌的で幸せなひと時の夢。  だが突如として、黒雲が渦巻き・・・  ・・「ファンファン、早く逃げるんだ」・・・ 恒輝の声が空に響く。  黒雲の中から黒龍が私を追って現れる。  私を捕まえた黒龍の貌が、李周人に変貌して!・鋭い爪がワタシの心臓を引き裂こうと襲ってくる。  仕方なく、手に持った短剣を黒龍に深々と突き刺すワタシ。  いつも其処で、夢から目が覚める。
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