桜の木の下で

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『千代ちゃん』 その声にふと目が覚め、 辺りを見たら明るい。 えっえっ、 今のは何? 夢? 抱いてた感覚あるんだけど。 『下向いてたから一瞬違うと思っていたけど、やっぱり千代ちゃん』 『……』 『僕だよ。高校の時の佐藤永吉。2年振りだからわからなかった? 僕千代ちゃんが来るの、あの時からわかってたんだ。な~んてね』
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