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彼は拓真さんから頂いたプレゼントを皆から貰ったお祝い品の山に置いた。 「パーティ早く終わらないかな?」 「まだ、始まったばかりですよ・・・」 「それはそうなんだけど・・・」 彼は私のウエディングドレス姿をジーッと見つめる。 「やっぱり、鎖骨の出たドレスは失敗だったな・・・」 「ええ~っ!?今更そんなコト言われても・・・」 「他の男の視線が気になる」 「一生一度のコトだから…大胆な雰囲気のドレスにしようと言ったのは柾貴さんでしょ?」 「そうだけど・・・」 柾貴さんは選んだウエディングドレスは鎖骨や首筋の出たオフショルダーのタイプ。 花柄や装飾がエレガントで気に入り、私もそれに同調した。 「!?」 彼はタキシードの上着を脱ぎ、私に羽織らせた。 「これで良し」 「全然、良くないですよ。折角のドレスのデザインが皆に見えないですよ」 「いいのいいの」 結局、彼は私の肌を他の男性には見せたくないらしい。 「貴方は見ていいんですか?」 「俺は愛名の夫だから。いいんだよ・・・」 「柾貴さん、独占欲強すぎですよ」 「愛名も俺を独占していいんだからね・・・」
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