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彼は私をお姫様抱っこした。 私は胸許を両手で隠す。 「そんなに恥ずかしい?」 「恥ずかしいです・・・」 「愛名の裸なんて見慣れてしまったし、今更感あるけど・・・そうやって恥じらう愛名を可愛く思うよ」 柾貴さんは奥のダブルベットに私を優しく下ろし、そのまま私の上に乗りかかる。 「愛してるよ。愛名」 私は胸許を覆い隠す両手を離すと、彼がレース越しに見える胸の頂の突起をそっと食んだ。 それだけでカラダは官能を求めだす。 ベビードールを脱がさず、そのままレース越しに私のカラダを指先や唇で愛撫していく。 「このレース・・・愛名の肌のようになめらかだな・・・」 彼の唾液でレースは湿りを帯びて、私の柔肌に密着した。 四足歩行の動物のように格好で、後ろから彼が攻めて来た。 腰を掴まれ、彼は最奥を何度も何度も突き上げる。 その度に快楽がカラダに溢れ、その勢いで私の腰は淫らに揺れた。 激しさが増していく彼の律動。肌のぶつかると音と水音が絶え間なく響き、私の思考をフリーズさせ、唇からは唯嬌声だけが漏れた。 彼の愛を全身で汲み取ったーーー・・・
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