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~柾貴side~
愛名のお腹の中に俺の子供が・・・
大学卒業までは妊娠させないようにと思いながらも、俺は完全に彼女のカラダに溺れてしまった。
「ゴメン・・・愛名。大学卒業するまでは妊娠させないようにしようと思ったけど…できなかった・・・」
「喜ばしいコトでしょ?柾貴さん。そんなに自分を責めないでください」
「でも、どんな子供だろうね・・・女の子は愛名のように可愛い子が生まれるのかな?」
「女の子は父親に似ると言いますが・・・」
「俺に似るのか…それは可哀想だな・・・」
「でも、頭のいい子が生まれますよ。きっと」
「まぁ、俺に似ない愛名に似た女の子を期待しよう・・・」
「そう言えば、子供は何人欲しいですか?」
何人って・・・!!?
「愛名は俺の子を一人ではなく、二人三人産んでくれるの?」
「一人は寂しいでしょ?私…一人っ子だったから・・・一人は寂しいと思います。できれば、三人欲しいです」
「三人!!?」
頓狂な声を出す俺を不思議そうに愛名は見ていた。
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