第1章 違和感

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「あっ、またか」 18時2分。 今の時間だ。 でも、僕の記憶では17時55分くらい…。 7分間の記憶がないんだ。 「高橋くん、手空いてる?」 「はい、大丈夫です」 「じゃぁ…みんなの準備お願いね」 「わかりました」 ここは子ども達を預かる施設。 ちょっと変わった子が多いけれど… とても楽しいところなんだ。 「では、みなさん、さようなら!」 「さようなら!」 子ども達は家へ送り、家に着いたら子どもはダッシュ。 その後は、親御さんと少しだけ会話。 「ありがとうございました。 またよろしくお願いします」 頭を下げれば車に乗り次の家へ。 「戻りました。 お疲れ様です」 「お疲れ様」 仕事が終わり施設を出る。 この施設から最寄駅まで10分程度。
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