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次の横断歩道を渡れば……
「えっ…、また…」
「大丈夫?」
「大丈夫です…」
意識が朦朧としてきた。 少しフラフラしながらも、たまたま通りかかった同じ職場の職員に声をかけられるが、大丈夫と答えてしまう。
「大丈夫ならいいけど… お疲れ様」
「お疲れ様です」
目からは涙が出ていた。 なんで涙が出ていたかは正直わからない…。 少しフラフラしていたが歩くことは出来ていた。
駅に到達する。 着いた時は、いつもと変わらない状態。
「どうなってんだろう…」
電車に乗り、携帯を弄りながら帰っていく。
気になりはしたが、調べることはしなかった…。
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