第3章 拒否

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「頭いてぇ…」 「急いで食べすぎだよ」 「だな」 僕が聞くまでは、どんな状況だったのか言わない。 聞きたくない… 見られたくない… そんなことをわかっているからだと思う。 ただ… こんな僕と一緒にいたところを他の人に見られているんだから…嫌なはず。 自分が見られていた恥ずかしさや辛さ… それだけじゃない。 周りに迷惑をかけているという申し訳ない気持ち… 2つが入り混じって辛くなる…。 「おーい、」 「えっ?」 「9ボールやるか?」 「あ、そうだね」 考えるのは…… うん。 今は遊ぶことを楽しまないと。 考え込んでしまうことも僕の悪い癖だ。
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