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とある遊園地の一角、僕は空を飛ぶ練習をしていた。なんとなく飛べると思っていたのである。
僕は空を飛ぶ自分を思い描き、ひたすらにその場でジャンプをしていた。何度も、何度も、ジャンプをした。すると、自分の身体がふわりと浮いたのだ。しかしそれも数秒、これでは飛んだとは言えない。僕はまた、そのふわりと浮く事を繰り返した。何度も、何度も…。
突然、足に手ごたえを感じた。これはいけるのではないか、そう思えた。
試しに足に力を込めて思いっきり踏み込んでジャンプしてみる。地面が急速に遠ざかり始める。やった！僕はついに飛んだんだ！僕は喜んで、公共施設のスライダーの上から、頭から転落した。
ハテ？
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