キミノキヲク
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キミノキヲク
閃光のような眩さと共に 朝日が沈んでゆく。 夜から逃げるように。 今から逃げるように。 走り抜けるような息切れと共に 未来が駆けめぐる。 過去に追いすがるように。 日々に追いすがるように。 ほら、また蒼光の灯の前だ。 ほら、また若草の葉の前だ。 ほら、また桜咲の詩の前だ。 ほら、まだきみと会う前だ。 何度でも何度でも。 僕は君と出会おう。 記憶だけを便りに。 きみだけを頼りに。
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