花園

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花園

無理やり手を引かれて、わたしは廊下を走った。 (それにしてもかっこいい...) 私は王子をちらっと見るとそうおもった。 さらさらな金髪に、大きな目。 すらっと通った鼻。小さな口。 そして長い足...完璧だ。 「絵本の中みたい...」 「ん?何か言いました?」 「いえ何も!!」 そろそろ疲れてきた。 部屋からもう5分ほど走りっぱなしだ。 「あの...」 「着きましたよ!!!」 そこには、まるで野原のような場所があり、草花で埋め尽くされていた。
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