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スッと静かに立ち上がって大人しく挨拶をする。
「西崎 歩です。よろしくお願いします」
そして席に座る。その時間たった10秒。
シーンとする空気。
え、なにこの感じwwww
地味過ぎたのかな。そうなのかな。いやでも平凡平穏な学校生活目指している俺にとってこれくらい地味な方がいいんだきっと。
平凡に変なやつは寄ってこないだろう?
「おまえさっきのテンションはどこいった」
「河川敷の桜の木の下に埋まりました。
先生の色気も一緒に埋めましょうか?」
「埋めた所で変わらねぇからなァ」
「HAHAHA!さすがですね先生!」
先生ナルシストォ!
そんな冷たい目もステキwwww
平凡と違って何やっても様になりますねぇwww
これがイケメンの力かwwww
だが俺には眼鏡があるwwwww
眼鏡をこうクイッとしてだなwwwwwwww
「.........次、野田」
どうやら平凡眼鏡はお好みではないようだ。
眼鏡は萌アイテムではないのか。
「___HRは以上だ。明日から授業始まるからちゃんと忘れんなよー」
「じゃあな」と言うとクラスがまた悲鳴に包まれ、
だるそうに相澤先生は職員室へと帰還していった。
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