1481人が本棚に入れています
本棚に追加
-小西視点-
キスをすれば従順に応えてくれるし、今だって中心はギンギンに張りつめていているのにも関わらず、俊介は喘ぎ声一つもらそうとしない。
ただ、吐息を逃すように吐き出して後は歯を食いしばって耐えている。
そういう姿にも、勿論興奮するけれど、こういう時こそ甘えてほしいし、気持ちよくなって欲しい。
尿道を指でぐりぐりすると、俊介がのけ反る。
それでも押し殺した甲高い声が少し出ただけだった。
「喘ぎ声位聞かせろよ。酷くしたくなる。」
余裕が無くなると言葉遣いが汚くなることに、俊介と知り合ってから気が付いた。
「……アンタさっきから馬鹿じゃないですか?
俺はアンタになら何されてもいいんだから。」
言われた言葉を反芻して、何を言われているのかが分かって、ドッと血液が沸騰した。
のっぴきならない状態になっているのが分かる。股間は痛い位に張りつめている。
「俊介、ゴメン、無理させるわ。先に謝っとく。」
それだけ早口で伝えると、焦らしに焦らしてぐちゃぐちゃになっていたそこに、一気に挿入した。
――ズパン、グチュッ、ブチュン
俊介がその衝撃から回復する間も惜しくて中をかき混ぜる。
覆いかぶさるようにして、耳元で囁く。
最初のコメントを投稿しよう!