驚きました

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暫くボーッとしながら、座って待っていると 意外と早く神様が帰ってきたので、立ち上がり神様の元へ駆け寄る 「おかえりなさい。早かったね?」 そう言った途端、神様の顔がニヤつき始めた 自分が何か可笑しい事を言ったのだろうか...と思っていると神様が口を開く 「えへへ〜。今の台詞、夫婦みたいだね!ていうか、さっきまでボーッとしてたのに、僕に気づいたら駆け寄ってくるのとか、お家で旦那の帰りを待ってたお嫁さんかな?もう、弥生くんってば、可愛すぎて僕、困っちゃうなぁ」 確かに自分の発言が原因だったみたいだが、こんな何気ない発言で、そこまでの想像が出来るこの神が何よりもヤバい 「...それで、もう準備は出来たの?」 「うん!事前に準備は済ませてあったから、最終確認だけしてきたんだ。だから、もういつでも行けるよ!えっと...あそこの世界に繋がってる扉は.....あっちだ。弥生くんついてきて!」 そう言い、神様は俺の手を掴み、歩き出す こんな性格でも、物事をテキパキとやってのける様は、優秀なんだと思う他ない しかも、俺を異世界に行かせるのも、権限を使ったからとか言ってたし... どれだけ地位が高いんだろう、この神様 しばらく歩いていると、大きな扉が沢山並んでいる所に来た。 それぞれの扉には、読めないが多分文字なのであろう名札が掛けてある。 おそらく、それぞれの世界の名前でも書いてあるのだろう。 わかりやすいな なんて、思いながら先へ進む
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