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だが
優馬を押そうと出した手は、俺が慌てていたからなのか優馬の体を大きくそれた、その瞬間
(あ、これ...死ぬ)
そう思うと同時に
トラックが俺と優馬に勢いよく当たり、俺らの体は吹っ飛んだ
麻痺しているのか
なんでだろう、痛みを感じない
でも、段々意識が遠のいていくのは分かる...
優馬はどうなったのか、身体を動かそうとするが、力が入っていないのか動かない
ぼやけて来ているけど、辛うじて目だけは動かせるみたいだ
ふと横断歩道の先に、見覚えのある姿が見える
誰だったか...思い出せない...
諦めたような顔...して...
なんで...そんな顔......
昔から.....
知って.......
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