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中華街の裏通りに店を構える葉商店では、すでに到着していた南部中佐、そして日向と高千穂、そしてこの葉商店のオーナーである葉 継科が、広間で昼食を囲みながら歓談していた。
オーナーの葉継科は、一見白人とのハーフかと見まがう位の、白いきめ細やかな肌をした、一目では男性か女性か解らぬ程の美貌の持ち主である。
細い整った眉の下に、睫毛に厚く包み込まれた大きな紺の瞳。
鼻は高すぎず、鼻筋がスッと通っており、口は薄く小振りで、紅を差した訳でも無いのに朱く妖しく艶めいている。
その白い小さな顔を、つややかな長い黒髪が妖艶に縁取っていて、その肌の白さを一層引き立たせていた。
手足は細く長く、女性でもなかなかいない位ウエストが細く、胴が小さい。
そして驚いた事に、男性にも拘らず体毛がほぼ無い。
彼のその美貌なら、男も女も思うがままなのではないのだろうか。
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