【R18】ハドナの闇

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 だが、完全に期待する目だ。そして言い出したのはランバートだ。そしてこういう時、引き下がれないのもランバートだ。 「…分かった!」  全身から快楽とは違う熱を発しながらも、ランバートは開き直った。  ファウストは大人しくベッドに寝転がる。ランバートはファウストの顔にお尻を向ける形で胸の上に跨がり、体を伸ばした。  目の前に逞しいものがある。こうして改めて見るとかなり立派なものをお持ちだ。カリはしっかりと張り、硬くなっている。長さもあって、筋が浮く。これが自分の体の中に入り、犯しているのだと思えば妙な羞恥があった。 「どうした?」  意地悪に笑う声に、ランバートはドキリとしたが、そんな事はおくびにも出さず「何でもありません」と言うと、手で支えて先端を口に咥えた。  口を大きく開けて飲み込んでも、半分も入らない。それでも唇を窄め、喉も遣って扱いた。カリを引っかけるように角度を変えると、半勃ちだったものが大きさも硬さも増していく。  根元は手を使って扱き、いつもされているように足の付け根を撫でたりもした。  逞しい体に、妙な興奮がある。細く引き締まった足にも無駄なものはない。触れてみた尻たぶも、形良く締まっている。 「なんだ、挿れてみたいのか?」 「ちが……」     
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