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余裕なのが気に入らない。睨み付けたランバートはそのままファウストの上に跨がると、手でファウストの肉棒を支え、その芯の上に体を落とした。
「おい!」
「んぅぅ! ふっ……あぁ!」
メリメリッと音がしそうだ。大きく張った亀頭を飲み込むのに汗が噴き出る。それでも腰を止める事はない。ゆっくり息を吐き、少し飲み込んでは少し抜き、また飲み込んでいく。
ファウストの顔が、色に歪む。黒い瞳が僅かに歪み、心地よさそうに低く息を吐く音がする。それが妙に色っぽくて、満足する。
それが油断だったのか、腕の力が抜けて腰が落ちる。三分の一程度が一気に入り込み乱暴にイイ部分を抉りながら埋まったいく。ペタンと尻が落ち、勢いと自重でより深く抉られて、ランバートはその衝撃で高い悲鳴を上げた。
「ランバート!」
「動かないで!」
中だけで達したのだ。痙攣しながらも締めるように内壁が絞り上げていくのが分かる。形や熱を感じるくらいだ。
「っ! そんなに締めないでくれ」
「無理……あっ、はぁ…」
それでも動かなければ、騎乗位なんて体位を取った意味がない。震えながらも腕で体を支えて腰を浮かせる。ズズッという生々しい感触と一緒に、太く熱いものが抜けていく。その上に再び体を落とすと、貪るように求める内壁が掻き分けられて熱くなっている奥を抉る。
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