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正常位に戻され、膝を抱え上げられて一気に突き入れられる。容赦も余裕もない抽挿、濡れて光る黒い瞳を見上げ、激しく揺さぶられて声が枯れる程に嬌声を上げた。もう何も見えない、ファウスト以外は。
背に手を回し、キスを強請って深く口づけたままランバートは深い部分に熱を感じた。吐き出された熱を受け止め、尚もビクビクと震えているのを愛しいと思える。余韻のままに角度を変えて何度も口づけて、ランバートは笑った。
「気持ちいい?」
「たまらない」
「まだ、欲しい?」
「あぁ、いくらでも」
涙が流れる頬にもキスをされる。その体が、横を向かされ上の足を肩に担がれた。まだ繋がったまま、放った白濁もそのままだ。
「はぁぁぁ!」
V字に開かれた状態で深くかき回すように挿入を受けながら、ランバートはまだまだ長い夜を声が出なくなるまで濃密に過ごすのだった。
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