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任せるべき所は任せる。ファウストも苦手なのに、それが出来る。努力している。ランバートもそれを手本にしていきたい。
でも今は、手を出さなければこの若い才能は枯れてしまいそうだ。
それにランバートには少し考えが浮かんでいた。荒っぽい事ではなくて、楽しい事。
「それじゃあ、ファウストも一緒に行こう」
「どこにだ?」
「勿論、絵を描きにだよ」
そう言って、ランバートはファウストとミックを連れて一路画材店へと向かった。
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