おまけ

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 通常モードでも収まりきれないほどの狭小布から、通常モードとはかけ離れた臨戦状態のマグナムがにょきっと顔をだしている。エロい。けど少し笑える。 「いや、浴衣だし? ほんとは褌にしたかったけど用意できず、無念」 「変態王コンテストなら満場一致で優勝ですね」 「変態オブジイヤーも狙ってるから期待しとけよ。壇上から盛大にプロポーズしてやる」 「余裕で獲りそうだから怖い」  笑いかけた口元を唇でふさがれた。絡み合わせて出し入れして、まるでセックスみたいに濃厚な、キス。 「ん、んんっ」  息を継ぐ暇もなくてぼうっとしながら手を伸ばせば、硬くそそり立つ欲望に指先が触れた。きゅうっと自分の後ろが期待に疼く。自分だけが知るその熱さと硬さが恋しくて指を這わせれば、大きな手のひらに手首を捕まれて頭の上に縫い付けられてしまう。 「な、んで?」 「いま触られたら、出る」 「出せばいいのに」 「お前んなかで出したいの」  手のひらがあっという間にはだけた裾から足首を取り出して膝頭が胸につくよう折り畳んだ姿勢に変えてしまう。そうすれば隠す手だてもなくヒクヒクと期待に震えているそこが丸見えで。
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