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木漏れ日差し込む午後の学生食堂。
カフェオレをストローで吸いながら、美南は上目遣いに俺を見た。
「ねぇ、幹也、今日はどうする?」
「そうだなぁ。テスト終わりで出掛ける元気もないし……ツタヤでDVDで借りて俺んちで見ようぜ」
「うん、じゃあそうしよう」
彼女はそう言って微笑んだ。
南海が頭を傾けると、可愛らしいシルバーのピアスも揺れた。
南海は超可愛い。
この間の学校祭ではミスコンに出場したほどだ。
優勝は惜しくも逃したけれど、100人いたら100人が可愛いと答えるだろう。
その時、
食堂の端のほうから下品な笑い声が聞こえた。
視線を向けると、6人ほどの男子学生がテーブルに前のめりになりながら何やら早口で喋っている。
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