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目を覚めた
周りを見渡すと泣いていた女の子と
さっきまで帰ろうとした男の子がいない
どうやら1人取り残されてみんなはもう
帰ってしまったらしい…と考えていた
だが1人となったその男の子は
前も後ろも左も右もわからない
まるで迷路のような場所だった
とにかく歩いてみる
方向もわからない
森の中でさまよう子供
暗い木に囲まれてる
見たことのない植物
どこからか流れてきた甘い匂い
しかしその男の子は不安はなかった
やはり好奇心なのだろうか
歩いてるうちに後ろから声が聞こえた
「あら、迷子なの?」
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