第1章

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「素直になればいいのに」 「あいつは白石さんが好きなんです」 「そのうち勘違いだって気づくわ」 大きな勘違い。 若気の至り。 学生が担任の先生に恋をするのと同じ。 きっとすぐに気が付くはず。    * * * * * * 大学4年生の頃。 就職が決まり、最後の学生生活を謳歌していた。 恋人はまだ就活の真っ最中で、焦っていたのは知っていた。 .
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