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ゆっくり家へと向かい潮風を感じながら家についた
体は少しベタベタするけど、なんか懐かしいな~
海の色は違えど海に行った時はこんな感じだったっけな
その時は日が暮れるのも早く感じたっけ
ここは日が暮れる事は無いけど、海の良さがある
風呂に入って体を流しベッドに座る
海が見える部屋の中でしばらく海を眺めてた
いつになったら元の場所に帰れるんだろう
なんでここに居るんだろう?
思い出せない自分がいる
青い空と太陽の下、アスファルトの道に沢山の家
遠くに見えていた山と人が溢れる世界
現在と正反対だな
なんだか寂しくなってくる
思い出せばいつもの光景が此処では決していつもの光景ではない
もうかれこれ二週間だもんな~
ある程度馴れはしたのかも知れない
けど人が居ない程、寂しいと思える
今まで会ったのは、きっと奇跡なのかもしれない
毎日会話もなく、ただ歩いて物や景色を作って気を紛らわせる事くらいしか出来ない
どんどんマイナス面に傾いている僕がそこにいた
やはり行動するしかないのかな?
ここの景色や眺めは好きだけど、きっと誰にも会えない気がする
迷う所だが結論を出すしかない
一人でもいいから、ここに住むか
歩いて小さな奇跡を信じるか?
ベッドに寝転がり、どちらにするか?
右に寝転がりながら考えては、左に寝転がり考える
どうも考えがまとまらない
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