4.三角形のバランス《麗華と北》

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そろそろ朝日が登るのでは、と言うくらいまで俺たちは、清く健全に、お酒を嗜んだ。 「そろそろ帰るか。次こそは翔も引きずり込むぞ」 麗華の前では、翔と呼ぶ。何故だかわからないけれど。 「大曾根くんは、もう来ないわ」 「へ?」 「私、大曾根くんと寝たの」
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