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わたしたちはクラブに行く時はいつもより2割増しで派手なファッションで挑む。
ロングの髪を巻き、花柄やゼブラ、豹柄といった派手目なブランド アンナモリナーリやモスキーノなどを纏ってね。
そしてメイクもいつもより濃い目。
だってクラブは暗いからさ!派手にしても恥ずかしくないぜ←どゆこと
そしてわたしの大好きなマノロのゼブラのハラコサンダルはマスト。
このサンダルを履くと、気分がよりアガる。
SAOちゃんのファッションはもっと奇抜で、
柄と柄を組み合わせちゃうくらいなファッショニスタだ。オシャレに着こなしちゃうのよね。
そして ピッタリしたタイト目な服が多いからエロく見える。エロい体してんだコレが←男目線
わたしも この頃Aさんがいたから
お金には余裕あって、ほとんどのお金はファッションに注ぎ込んでたから 好きなファッションが色々楽しめた。
そんな派手派手コンビなわたしたちは
ゴリゴリ系(今はこの言葉言うの?)男クサさ満載なイベントに向かったのですよ。
たぶん収容人数は3000人以上だろうか。
もともとわたしは 見た目は派手にしててもチキン野郎でして
この勇ましいイベントにビビリ気味でした。
クラブの外には アメ車が停まってて、
タトゥーバリバリなゴツい輩がたむろっててさ。
チビリそうになりながら 堂々としてるSAOちゃんの後をコバンザメのようにピッタリ引っ付いてクラブの中に入っていきました。
中に入ったらこれまたすごい熱気で
物販も色々出てて、ゴツくてゴツくて←
わたしは恐る恐るキョドリながら周りを見渡すしかなかった。
SAOちゃんは いついかなる時でも堂々としているから羨ましいよ。
いつか わたしもこんなオシャレスポットでも颯爽と風を切って歩きたいぞよ。
SAOちゃん「彼 どこにいるかなー?(キョロキョロ)」
わたし「まだ 出番ではないの?」
このイベントにSAOちゃんの彼も出る事になっていて わたしもSAOちゃんの彼をまだ見た事がなかった。
SAO「あ! いたいた! おーい!」
SAOちゃんが足早に彼の方に向かい、わたしもそれに付いていった。
SAOちゃん彼「おー! やっと来たなぁ!」
SAOちゃん「良かったぁ間に合って♡ もうすぐ出番だよね?」
仲良く話してる2人に ヘラヘラとわたしは話を聞いていた。
SAOちゃん「友達のAIちゃん♡」
わたし「アワワわわ は、はじめまし
テテテテ(カミカミ)」
彼「よろしく(無愛想)」
やはりゴツい人は 苦手だよぉぅぅぅ
コワイよぉぉ チビっちゃうよ? チビっていいですか? イヤ 半分失禁してますけど何か?
わたしはシュッとした 甘いマスクのメンズが好きなの! コワイヒトニガテー!
ヘイヘイ そんなコワモテフィーバーなこのイベントで出会いがあるんですよ←
しかも 一目惚れです。
つづく
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