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親父殿の春画事変
僕は10歳になり、字もある程度自由に読めるようになったので最近は書斎に入り浸っている。
さながら本の虫、ふふふ…字を自由に自分は読めるようになったんです。
「自由だぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
「ひゃ!?」
横で同じく暇潰しなのか、本を読んでいたイリスたんが驚いて本を落とす、ごめんなさい。
「あー……トーマ様?静かにしてください、びっくりします!」
「うん本当にすまないと思ってる、心から溢れだした自由に対しての喜びが嵐となってこの身体を駆け巡ったんだ」
「言ってる意味がよくわかりませんよ…」
大丈夫だ、僕も何言ったか覚えてないから。
僕らは現在ベルファトス家の書斎で本を読み漁っている、魔力制御の訓練も完璧に仕上がってるしね!
僕の成長する力?ってやつの効力なんだろうか、普通より成長速度が著しく早いみたいだ、チーターやないか!
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