僕と妻

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やがて極端に日焼けをいやがっていった色白の妻がたくましい漆黒の肌となっていった。 「来週にサーファー選手権があるから見に来てよ」と言われた。 妻は初級者の部に参加していた。 砂浜から双眼鏡で妻の姿をおった。 どちらかというと小柄な弱々しかった妻が今では筋肉がつき顔つきが引き締まり印象がことなった。 慣れた手つきで海に入り、手でこいでしばらく波をくるのを待っていたころ小さな波がきて彼女はサーフボードへ立ち上がり、波にのり数回波の上でスイスイと横切った。 凄いなと思っているとさらに大きな波が来た彼女はチャプチャプと言った感じで波に向かっていき立ち上った瞬間に一瞬姿が消えた。 僕が拳を堅く握りしめて見守る中、彼女が波からでてその大きな波を上に下にスイスイと横切っていきそして海中に沈んだ。 僕の周り観客も興奮していてあちらこちらで「すごいぜ、やばい、恰好いい」と声が効かれた。 イベントを盛り上げるDJも「ワーウと叫んでジェ―ムズブラウンのレコードをノリノリの曲になるようにしてゲロンパ、ワーオと獣のように吠えていた。
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