晴天に曇りなし

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どれくらい時間が経ったのだろうか、僕はその記憶すら曖昧に思えるぐらい不思議な気持ちになっていた。 それは、両親に今まで言えなかった、学校でいじめを受けている事を言えて心の奥がすっ、となった事と、僕の目の前で両親が僕に向かって『ごめん、知らなかった』と眼を赤々としながら謝り続ける姿だった。 そこから何を話しをしたのか解らないけど、 しばらくは学校には行かない事、そしていじめについて両親が学校と話しをするという事でこの日は話しを終わりにしたと思う。
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