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優「Twitterにあげていたやつだろ？黙認していたけど」
白鳥「えーみてくれてたのーきゃーうれしいー」
女性なのか、男性なのか中間くらいのかっこい声の主、優にデレデレの白鳥。
１８ 営業本部
お疲れ様です……というスタッフ達の声かけに「お疲れ様」と返して
颯爽とプロモーション部の席に向かう柴崎。
電話を終えた加藤が振り返り、驚く。
加藤「え、副社長。」
柴崎「よぉ。大宮さんは？」
加藤「いえ、ごめんなさい。出ちゃってて。」
柴崎「あ、そう……」
加藤「はい、すみません」
柴崎「あ……あのさ。」
加藤「はい」
柴崎「白鳥あゆこ」
加藤「え……」
柴崎「だからさ……」
加藤「はい」
柴崎「白鳥あゆこのLINE教えてくれない？」
加藤「は……はい？」
柴崎「その……携帯がつながらないんだ」
加藤「あの……失礼ですが、副社長とはいえ、理由がわからないと。
白鳥さんは、副社長のリストラ施策で解雇になった人間ですし。
業務内容なら住所や登録している電話番号があるんじゃ……」
柴崎「２回言わせるな。携帯がつながらないんだよ。今時、一人暮らしの女が、
固定の電話番号もってると思う？ それにリストラ施策のリスト
をつくったのは俺じゃないよ。」
加藤「あ……ごめんなさい。え……と、（スマホの画面を見せて）
これです」
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