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柴崎「お前、今誰に向かって意見してるかわかってるのか」
由貴也「(ため息混じりに)はいはい。でも心配なんだよ。」
柴崎「わーってるよ。ごめんな。もうちょっと付き合ってくれる?」
由貴也「(ブースに入りながら)そろそろ続きやるね?」
柴崎「(小声で)ヤキモチやかせちったかな」
20 フルムーンのフロア
自身の席でパソコンに向かい事務処理をする柴崎
柴崎「由貴也とやりあっちゃったけど、LINEの返事まだ来てないんだよな。」
あおい「LINEきくっていうのが、社長らしいですね」
柴崎「ほら、いるじゃん。メールも電話も対応しないけど、LINEみちゃうやつ」
あおい「はいはい」
と、そのとき、着信音がなる。
柴崎「お」
画面が表示される
AYUKO「マジですか。マジで柴崎副社長ですか。信じられません。
狭くてきたない家ではございますがどうぞお越し下さいませ」
柴崎「おぉおおおお」
歓声をあげる柴崎をみて、冷ややかな目線で
あおい「社長、うるさい」
柴崎「ごめん。てか、もう社長じゃないからさ。やめない?その呼び方」
あおい「すみません。クセです。ジョジョになおしていくんで」
柴崎「たのんだよ。とりあえず、俺ちょっとでてくるわ。」
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